近年、新たな人材確保のために、介護や子育てをしながらの働き方、ジョブシェアリング、ジョブ型雇用等の新しい働き方に対応したリモートワークが注目されています。
全国的に人口減少が進む中、生活費が安く、自然豊かで、子育てしやすい地方は、多くの人が求める理想的な生活環境であると言えます。こうした環境に向く働き方がリモートワークです。
リモートワーカーは、どこでも仕事ができることが最大の特徴です。また、比較的時間を調整しやすいことから、地方においての人出不足の仕事を副業としたり、未使用の農地を利用した野菜作りや空き家の再生等、さまざまな地域課題の解決や新たなビジネスを創出する可能性があります。

◯地域課題の解決

  • 人口減少
  • 地域経済の停滞
  • 空き家・遊休農地の増加
  • 施設の老朽化
  • 労働力不足
  • デジタル化の遅れ
  • 公共交通機関の縮小
  • 医療機関の不足
  • 教育機関の統廃合 等

デジタルノマド(リモートワーカー)2035年に10億人規模の市場へ

世界中でデジタルノマドの争奪戦が激化しています。日本も2024年4月にデジタルノマド向けの在留資格を新設し、この潮流に乗り出しました。しかし、観光地としての人気は高いものの、地方での長期滞在を促進するインフラはまだ不十分です。この急成長する市場を取り込むため、以下の整備が急務となっています:

  • 長期滞在用の宿泊施設
  • シェアオフィス
  • 外国人向けの多言語相談窓口
  • 多言語対応のウェブサイトとSNS など

さらに、国内外のリモートワーカーを誘致するために、以下のようなシステムやサービス、イベントの開発が不可欠です。

  • リモートワーカーのための仕事のオンライン受発注システム
  • リモートワーカーと移住先のマッチングアプリ
  • 空き家を活用したシェアオフィスや長期滞在施設へのリフォームと運営管理サービス
  • オンラインで簡単に予約できる地方版シェアハウスサービス
  • 自然豊かな環境でのリモートワークキャンプイベント
  • スポーツとワーケーションを融合した体験型イベント
  • 長期滞在者と地域住民の交流を促進するコミュニティイベント など

この流れは今後も加速し、より多くの職種がリモートワーク可能になると予想されます。

◯拡大するリモートワーク適応職種
ライター,デザイナー,通訳・翻訳家,会計士,社労士,医師,薬剤師,研究者,コンサルタント,動画編集者,プログラマー,Webディレクター,デジタルマーケター,データアナリスト,英語講師,インサイドセールス,カスタマーサポート,パーソナルトレーナー など

「地域とつながるリモートワーク」
~好きな場所を、働く場所に。そして、地域貢献の拠点へ。~

リモートワーカーの地方誘致は、経済効果だけでなく、新たな視点と活力をもたらし、地域の潜在能力を最大限に引き出す力となります。
過疎化や高齢化に悩む地方にとって、これは地域再生の大きなチャンスです。 地域経済の活性化、空き家問題の解決、そして地域コミュニティの多様化につながる可能性を秘めています。
地方へのリモートワーカー(および企業)誘致のため、「好きな場所が働く場所になる」という概念をさらに発展させ、「働くことで地域に貢献する」をテーマとした新しいライフスタイルを提案します。
このテーマのもと、『リモートワーカーの誘致』『地域課題の解決』『地元企業のデジタル化』を同時に推進し、地方の持続可能な発展を目指します。
当社の地方創生プロジェクトにご興味をお持ちの方、ご協力いただける方を募集しています。
共に新しい地方の未来を創造しましょう。皆様のお力添えを心よりお待ちしております。

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